母っちゃの介護(13)ショートステイ利用で出て来た問題

母っちゃの介護(12)デイサービスからショートステイへの続きです~。

ショートステイは今まで家を不在にする時ぐらいだったんですが、
自宅介護が精神的に限界になり、担当医の指示もあって、
本格的に利用することになりました。

最初は2週間に3日ぐらいでしたが、
だんだん1週間に3日ぐらいになり、やがて月~金、
現在の施設(グループホーム)に入る前は月のほとんどがショート利用でした。

介護保険の関係で、ショートステイを丸々一ヶ月利用すると、
月の最終日は介護保険が効かずに全額負担となるため、
1ヶ月フルでの申し込みとはいえ、自宅に戻る日が2~3日位ありました。

あと、ショートステイの利用者枠が埋まっている事が時々あって、
その時は日中デイサービスを利用しながら自宅介護で、
例によって家では家族で罵倒しあう状態…
今でこそ言える(というか、反省しているのですが)
母っちゃがあまりに言う事を聞いてくれず、手が出た事もありました(;´・ω・)

ショートステイを本格利用するにつれ、対応に不満が出てきました。
お風呂は基本的に帰宅日か、あとは週1~2回。
お薬や衣服などの持ち物が一つでも足りないと、

「今すぐ持ってきてください!」

と、仕事中のちゅわこの携帯に電話が来ました。
仕事を抜ける事はできないので、夕方でもいいですか?とか交渉して、
仕事が終わってから届けに行くのですが、
また何かあった時は「今すぐ!」って電話が来ます。。

あと、仕事で電話に出られなくて折り返すと、

「誰が電話したのか分からないのでお待ちください」

長い事待たせられた挙句、
結局誰から電話が来たのか分からずに電話を切る事も多々…

それから、持たせた持ち物を無くすことはしょっちゅうだし、
他の利用者が着た服を洗わせようとしたりで、
相談員に苦情を言っても

「そんな事言われても…まぁみんな忙しいから」

と、お詫びどころか取り合ってくれない事がほとんどでした。

一度、インフルエンザにかかった職員が利用者をお風呂に入れたら、
その利用者達がインフルエンザになったとの事で、

「お母様はまだ罹患してないので“予防タミフル”を飲ませたのでご安心下さい」

という電話が来た事がありました。
いやそういう問題でないと思うんだけど。。

あと入浴時に職員が目を離した時に、
母っちゃが転んでケガをしたという事も2度ありました。
一度目は例によって、

「今すぐ病院に連れて行って下さい」

と電話があり、ちゅわこが連れて行ったんです(もちろん費用はちゅわこ持ち)

二度目は、新しく赴任した所長さんが付添い&検査治療費は
ショートステイ持ちで病院に行きましたが…

このブログをご覧の皆様ご承知の通りで、
介護業界は慢性的な人手不足なんで、あまり強い事も言えないけれど…

あまりに杜撰で、そのたびにケアマネージャーに文句言ってました。
でも何も変わりませんでしたが。。

ある時、ケアマネージャーから、

「申し込みしている特養併設のショートステイに行ってみてはどうか」

とお話がありました。
ケアマネージャーいわく、併設のショートステイの利用者の方が、
特養に優遇されて入れるとの事でした。

早速申し込みましたが、併設ショートステイは15人ぐらいの枠で、
利用者が入院で欠員が出た時のみの利用しかできないそうで、
実質月1~2週間あるかどうかって感じだったのですが、
それでも特養に入れるなら!って思って、
元のショートステイと掛け持ちで利用していました。

そこのショートステイは15人の利用者に対し、
職員が3人位でしたので、対応は凄く良かったです。
メインで利用していた所は、約30人の利用者に対し職員3~4人でしたので…

ショートステイに入れる日が増えるにつれ、もう一つ問題が出てきました。
「お金の問題」です。