(昨日の続きです)

商店街って、普通に買い物するだけぢゃなくて、お店の人とのやり取りとか、
ちゅわこが最初に書いたみたいに「掘り出し物」を見つけるような、
ちっちゃな‘楽しみ’ってあるぢゃないですか。

大型スーパーやディスカウント店ではそれがないわけぢゃないけれど、
どのお店に行っても同じみたいな、画一的なとこがありますし、サービスもマニュアル通りだし…
お値段には変えられないんで通ってるけど、
時代の流れといえばしうがないのかもだけど、寂しいことですよね。。

そーいえば、冬に近所の酒屋さんのおばちゃんが、

「私たちは、ご縁があって、ディスカウント店では売らないような、
 地元の珍しい地酒を売らせていただいてるから、なんとかやっていけるのよ。」

なんて語ってました。
大手のディスカウント店と同じ事やっても、勝ち目はないし、
だから地元の酒蔵さん有志と酒屋さんが協力し合って、
全国的に珍しくて需要のある「地酒」を売ることで、生き残れてるって…
なんかとりとめのないお話になっちゃいました。

これからますます、大型店やディスカウント店に、
小さな小売店が押されてしまうようになるんぢゃないかなって思います。
さてさて、地元の新聞の連載にこんなのがあったんです

東奥日報 2006年5月13日(土)
脱・格差/手探りの県経済
3)老舗生き残りへ必死/コンビニ、チェーン店と競争

この記事に出てくる青森の洋菓子店「サンドリオン
今年で創業41年目の老舗なんです。
ここのお菓子ってどれも当たり外れなくおいしいし、
お使い物とかクリスマス、バレンタインは定番って感じのお菓子屋さんなんですけど、
やっぱコンビニとか大手スーパーのデザートとかに押されてきちゃってるんですね。
最近は喫茶部でインターネットができるようにしたり、楽天に出店なさったりしてます。
そしてケーキも、昔ながらのお菓子の他に、
今、青森で「国内唯一のカシスの生産地」ってことで、生産に力を入れているんですけど、
その‘青森産のカシス’を使って‘カシスのムース’を出したりしてるんです。
ちゅわこもお試ししてみたけど、甘酸っぱい、さっぱりしたムースでした。
とゆーわけで、頑張れ!サンドリオンって感じです。
※サンドリオンですが、その数年後に閉店してしまいました。。

サンドリオンに限らず、生き残りをかけて頑張ってるお店、まだ2いっぱいあるみたいです。
ちゅわこは何もできないですが、
そーゆー頑張ってる人達の力にちっとでもなれたらなって思います。。。